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【妊活記録6】妊活の男女差で思うことと信頼関係

約2年間の妊活の末、35歳で初めて妊娠することができました。不妊治療中、不妊治療をやめてからの自然妊娠するまでの記録を綴っています。あの頃の自分自身に向けて、今現在妊活、不妊治療をされている方に僅かでも気休めに、少しでも何かのヒントになれればと思います。

初めてお越しいただいた方はまず、下記の【はじめに】を御覧ください。

good-lifeplan.hatenablog.com

【記事一覧】

【妊活記録1】妊活を始めるまでに5年かかりました

【妊活記録2】初めての不妊科受診

【妊活記録3】検査結果 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と甲状腺疾患

【妊活記録4】「自分を知る」ことから妊活もはじまる

【妊活記録5】フーナーテストと精液検査 妊活の男女差で思うこと

 【目次】

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女性主導にならざるを得ない

フーナーテストと精液検査。2つの検査を経て思ったことは、妊活はどうしても女性主導にならざるを得ないということ。不妊の原因は男女半々と言われるようになったものの、まだまだ女性側の問題と思われがちだし思いがちです。女性は妊娠するのも出産するのも自分ごとで直接的だけど、男性は何にしたって間接的で仕方がないのかなぁと思いますが。

 
そもそも生理の仕組みも男性には未知だし、PMSによる不調や生理痛だって「そういうものがある」とは知っていても経験できないからどれだけ辛いかなんてわかりっこない。なのに排卵から妊娠にいたるまでの数あるステップを「自分ごと」として「わたしと同じ心持ちで、同じように取り組んでよ!」というのは、ちょっと乱暴なのかもしれない。
 

今回のフーナーテストも精液検査も男性不在でどんどん進んでいく訳です(そもそもなんで男性は血液検査もないんだろう?)どちらの検査もわたしの名前で行います。わたしの検査ではないのに、わたしが受け、結果を聞き、説明を受けるってすごい違和感でした。それはわたしだけが聞くべき内容ではないはずなのに、なぜわたしにだけ言うんですか?そしてその結果をわたしが本人に正確に伝えるのってとても難しいことですよ、と。

 

もし先生に言われたままをそのまま「先生の言葉」として伝えたところで、悪い結果をわたしから言われてしまうとどうしたって「責められた」気持ちになると思うんです。そんなつもりはなくても、きっとそう受け取ってしまう。誰が言うか、誰から聞くかで同じ言葉でも違って受け取れるものです。

 

「妊娠」「出産」は女性にしかできない。でも、「妊娠」は女性だけではできないんですよね。女性主導にならざるを得ないけど、すべてを請け負うにはさすがに重い。また、「妊娠」「出産」について男性の存在を軽視しすぎているようにも思う。

 

無意識に思っていた申し訳ない感 

そして今思えば、フーナーテストにしろ精液検査にしろ何となく夫に対して「(願いして)受けてもらう」という感覚になっていた。なぜか夫に対して検査を受けてもらうことを「申し訳ない」と思っていたような気がします。病院に行くことを相談したときに「男性の検査もあると思う」と言うと「必要だったら受ける」と言うことになったので、別に無理やり受けさせた訳でもないのに。ささいなことだけど不妊治療に対する自分の感覚も対等ではなかったんだな実感しました。

 

せめて検査結果を聞くのは男性も必ず同伴にならないかな?男性だって実感がわかないんじゃないかな。なぜ男性は自分の検査結果を聞くことさえも免除されるのか?「仕事をしてるから」が理由になるのなら、女性だって仕事の融通をつけて会社帰りに病院に通っているのに(それも連日)

 

もし、これから受けられる方は可能であれば結果だけでも旦那さん同伴で病院に行かれるのをお勧めします。検査結果を間接的に伝えると、変なところで感情的になって喧嘩になりかねません。

 

自分と同じレベルを相手に求めない

「こどもが欲しい」というのは夫婦の共通認識なので、夫は妊活に協力的な方でした。それでもやっぱり男女の違いによる温度差はあるし、妊娠についての知識の差は大きかったです。最初はアレコレ言ってしまって夫をコントロールしようとしてしまっていましたが、それは相手にとったらストレスにしかなってなかったと思います。

 
だから、わたしはわたしにできることをやろう!夫だってこどもじゃないんだから、自分で調べることもできるし自分ができることをやってもらおうことにしました。わたしにできることは、夫にストレスをかけずにいること、バランスのいい食事を作ること(自分のためにも)。とにかく相手をどうにかしてやろう、コントロールしようというのをやめました。
 

わたしはこれだけやってるんだから、あんたも同じようにしなさいよ!というのは、まず思い通りにはならないしお互いのストレスなります。わたしがせっせと自分なりに妊活に励んでいたら、自然と夫も前よりも協力的になるようになりました。

 

説明と「わたしはこう思う」を伝える

不妊科の先生に人工授精や体外受精の説明を何回か受けたのですが「旦那さんと話し合ってる?あなただけが詳しくなってどうするの?」とちょっと怒られてしまいました。とは言え、そもそもの妊娠の仕組みもよくわかっていなさそうな人に説明してわかるのだろうか?と疑問に思ったわけです。うちの夫は「タイミングを取って入ればいいんでしょ?」という感じで(もっと言えば回数さえ増やせばいいもんだと思っていたと思う)

 

「タイミングを取る」っていうけど「何のタイミングを取ってると思う?」と聞くと、ちょっと怪しい・・・マジか(汗)

 

卵子排卵されるタイミング取るんだけど、卵子は月に1回、1個しか排卵されない」

「つまりチャンスは純粋に1年に12回しかない」

「健康な男女がベストコンディションでベストタイミングでタイミングをとっても妊娠する可能性は25歳で20%。年齢が上がるほどその確率は下がる」

 

という調べた情報を淡々と説明する。その上で「わたしは排卵しにくいって言われたから、病院で排卵するタイミングを見てもらってる。排卵しにくいから生理周期が長めになってるみたいだから、それを改善したいと思ってる」「限られたチャンスしかないから1回も無駄にしたくない」ことを伝えました。

mamanoko.jp

で、「○日〜○日に排卵する予定だから早めに帰ってきてほしい。ちなみに来月は○日〜○日の見込み」とちょっと事務的ですが、そういう言い方をしました。20代前半に結婚してすぐに子どもができた友達に「妊活中」って言ったら「仲良しでいいなぁ〜」と言われたけど、妊活はそんな甘くてフワフワしたものではないんですよね。残念ながら。

 

夫には夫の事情や都合というものもある。ただ妊活は「排卵するタイミング=わたしのタイミング」を優先してくださいということなので、出来る限りの夫への配慮は必要だと思うし、夫の絶対的なタイミング優先の協力も必要です。この認識を一致させておくことがまず大事なように思います。もちろん、日々の細かな生活習慣もありますが。

 

結局は信頼しかない

情報とこちらの意向と要望を伝えたら、それからどうするかは相手に任せる!信頼するしかないなと思うことにしました。

 

妊活がわたし一人で完結できるものだったらどれだけ楽なんだろうと何回も思いました。わたしだけの努力と頑張りで解決することだったらよかったのに。でも自分だけが頑張るというのはやっぱり違って、もしこどもができたときに「自分だけが頑張ればいい」と思って育児をするとしたら辛すぎる。だから、あれこれ言いたくなるけど相手のことを信頼するという意味で「自分の妊活は自分でしてね。食事とか、わたしにできることがあったら言ってね」という風に伝えました。

 

あなたが女性側のことがわからないように、わたしは男性側のことはよくわからない。わたしはわたしのことを責任持ってやるから、あなたのことはあなたに信頼して任せるね、と。

 

この方法が良かったかどうかはわからないけど、この「自分のことは自分で」という提案をしたことで気分的にはグッと楽にありました。たぶん夫もわたしがあれこれ言わなくなってホッとしたと思うし、自分なりに調べたりしたみたいです。

 

正直いうと「この人、こども欲しいって言うけど本気で思ってんのかな?」って思うこともありましたが、疑うよりも信頼する方が妊娠できそうなイメージなので夫の言動に一喜一憂するのもやめました。