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【読書記録】「好きなことだけで生きる」 自分を好きになるために我慢することをやめるきっかけになった本。

【お知らせ】

 現在妊娠7ヶ月!約2年の妊活記録を下記にまとめています

目次

 

たくさん本を読みたい

 

今年の目標とはまで言えないけど、目下の目標は本と映画をたくさんインプットすること。4月の里帰りまではとにかく好きなことをして駆け抜けることを意識して過ごすことにしました!決めたおかげか、朝からテレビをつけることがほぼなくなりました。この調子で習慣化するぞ!

 

 

本を読むのに図書館をよく利用しています。自宅から歩いて15分のところに図書館があり、夫の会社の最寄り駅近くにもあるので予約した本を帰りに引き取りに行ってもらったりして頻繁に利用しています。

 

最近は家からでも本の予約ができてメールで通知も来るので、とても便利ですね。また、この予約システムのおかげで順番待ちの本が「今読みたかった!」なベストタイミングで巡ってくることがあるのも面白いところ。

 

ドラ・トーザン「好きなことだけで生きる」

 

今年最初の本は「好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方

」。フランス人らしい、自由で芯のあるスタイルが書かれています。

 

好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方

 

 

ドラさんは日本でも暮らしていたり、他国でもご活躍されているので日本とフランスの比較や経験を踏まえてグローバルな視点をお持ちな方。つい日本的な「みんなと同じ」「平均的」が安心と思いがちな凝り固まった思考に刺激とゆるさをくれます。

 

一番ビックリした「我慢」の捉え方

 

フランス語では「がまん」にあたる言葉がありません。

 

わかままと言われることもありますが、わかままなのではなく「自由な生き方をしている」のです。

  

ドラさんは日本のホームステイ先で「がまんしてね」とよく言われたそうです。その度に「がまんって何?」と思い、説明されても意味がわからなかったと思われたそうで、それにびっくりしました!

 

日本人にとって我慢なんて日常茶飯事というか、暗黙の了解というか「当たり前」のもののような気がします。苦手な人や嫌いな人とでも仲良くすることが「良いこと」。食べたくなくても、美味しくなくても作ってくれた人に、食べ物がもったいないから頑張って食べることが「エラい」とか、我慢の上に成り立つ価値観ってとても多い気がします。

 

だけど、フランスでは組織のために嫌な仕事もパワハラもセクハラもがまん。親のため、子供のためにがまん。将来のために今はがまん。そんな場合はコミュニケーションで解決しようとするそうです。きちんと自分の要望を伝えることが当たり前なんですね(ヨーロッパで交通機関ストライキが多いのはこのためらしい)

 

がまんしないためには、今、自分のは何がやりたいのかを明確にしておくこと。自分の意拳を持つこと。

 

そのためにフランスでは子どものころから「自分の意見」を言えるように教育されるんですね。それは自分の意見に責任を取れるようになるためであり、自由に生きるため。フランスらしいですねー。

 

フランスの根本にある価値観は「フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密」を読むととても理解できました。「フランスらしさ」がどこからくるのか、よくわかったし、この本を読んでいたからドラさんの言われることもなるほぞ!と理解できました。

 

「好きなことをやる」をやってみる!

 

好きなことをすると、だんだん自分のことが好きになり、自信につながります。

 

年齢をかさねるほど、義理や世間の目を気にしなければならないことかふえます。でも自信があると「自分はこれでいい」と思えるから、強くなって気にしなくなります。

 

「自分が好きなもの」さえも案外わからなくなってたりすんですよね。3〜4年の前のわたしがまさにそうでした(笑)会社と家、仕事と家事しかやってなくて「やりたいこと」って何かわかならくて混沌とした時期を過ごしていました。振り返るとやっぱりその頃は自分の好きなことをやっていなかったし、なんとなく「やっちゃダメだ」とも思っていたかも。

 

好きなことをすると自然と上手くなります。仕事出も趣味でも、なんでもそう。がまんしてやりたくないことをやるより、好きなことをするほうがいいでしょう。

 

お金より大事なこと、人生を楽しむこと。後悔しないためにできれば毎日を楽しんで。

 

今、時間的なタイムリミットがあるから急いで取り組んでいる感もありますが「好きなこと」を積極的にやっています。今しかできないと思っているから余計に「やりたくないこと、必要じゃないこと」はスパッとやめることができたのも事実です。

 

でも、この「好きなことを積極的にやる」のは時間の優先順位をつけるいい練習になっています。やりたいこととやるべきことを限られた時間の中に入れて行く。自分のこと、家のこと、将来(仕事)のこと、子どものこと。考える時間も行動する時間も必要。やるべきことの中にどれだけ「好き」や「喜び」を見出していけるかも、とても重要なことなんだと思いました。

 

我慢に逃げない!ひとりで頑張らない!

 

この本の中で得た一番のことは「我慢」をしないように工夫してみよう!という勇気。

 

けっこうわたしは何に対しても我慢強いところがあり、言い方を変えれば「自分さえ我慢をすればうまくいくだろう」と自己犠牲を払いがちになります。人と揉めるのが嫌だというのもあります。

 

それが最近は自信のなさや自己否定につながることもあるということも知りました。裏を返せば、他人を信頼できていないとも言えるかも。苦手なことや困ったときは「手伝って」と言う勇気がない代わりに、我慢することに逃げていたようにも思えます。

 

そして、もし相手に我慢を強いるかもしれないときは相談して解決していけばいい。やっぱりドラさんが言われるようにコミュニケーションで解決できることはたくさんあるように思います。自分に正直に、相手に素直になる練習にもなりそうです(^^)

 

 

好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方

好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方

 

 

フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密

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