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【里帰り出産】18年ぶりに親と住んでみて感じた「普通」の心地よさ。

目次

 

産前産後、合計3ヶ月里帰りしました

出産にあたり予定日の1ヶ月前から実家に里帰りしました。はじめての出産、子育てなので経験者であり、妹も一人目を里帰りで出産していたのでわたしもお世話になることにしました。

 

里帰りするにあたり、自宅を空ける準備もしました。

 

 

 

 

里帰りして改めて感じたこと

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里帰りして良かったことは、何よりも家事からの開放!臨月、産後のボロボロの体での家事は本当にままならなず本当に助かったし、心の底からありがたいと思いました。

 

でも、それ以上に感じたことは高校卒業を期に家を出たため親と3ヶ月も一緒に暮らすのは18年ぶりでした。母は退職して専業主婦、父もセミリタイアして週に3日ほど近くの会社を手伝いにいく程度でゆるく働いています。

 

親とこんなにも一緒に過ごすことなんて(記憶があるうちで)もしかしたらはじめてなんじゃないかというくらい、濃い時間を過ごしました。

 

里帰りして良かったことは家事から開放されたこと、何もわからないところから始まった育児をサポートしてもらったこと以上に「普通であること良さ」を感じられたことだったかもしれません。

 

懐かしさを感じる「普通さ」

 

というのも、わたしの親60代はスマホも使うしネットショッピングも使います。でも、ネットに頼り切っていない。わたしたちみたいに「すぐにネットで調べる」ということに馴染みが薄いのでその感覚に懐かしさを覚えました。

 

病院に置いてあったローカル雑誌に載っていたお店に行ってみる。行ってみて美味しいかどうか判断する。もちろん当たりもあればハズレもある。

 

家から一番近いスーパーでその日、その時間にあるものを買う。日用品はその日のチラシをチェックして、いつも行ってる店が安売りしてたら買いに行く。

 

いつもは動きやすくて汚れても気にならない、でもいつ来客があってもいいようにそれなりな格好をして、たまに街中に行くときはおめかしする。服はお店で気に入ったものをその場で買う。

 

口コミなんてあてにしない。特別な物は買わない。いつでも手に入るものを、手に入るところで買う。ネットのタイムセールを待ったり、試着しなくて失敗なんてことはしない。

 

そんな本当に10数年前まで当たり前にしてたことが、自分にとっては当たり前じゃなくなってたんだなぁと思わされることが多々ありました。

 

見えない何かに追われた

 

わたしたちは、まずネットで口コミを見てからそのお店に行くかどうか決める。なんでも口コミを見て、他に安いところはないか、同じようなデザインならどこのが一番コスパがいいのか。サイトを比較して損しないように、損しないように、見えない何かに用心しながら生活しているように思えてきました。

 

一昔前まで他人のプライベートな部分は見えない部分で、比較するにも見える部分でしか判断できなかった。けど、SNSが盛んになってきてその見えてなかった部分が見えるようになって、誰が何を買って、どこに行って、何を食べたのかが簡単に見えるようになってしまった。

 

どこかで「誰かより損しないように」「誰かよりもいいものを」「誰かよりもおしゃれに」とか常に見えない誰か、見えない何かを意識していたことに気づいてハッとしました。

 

もちろんうちの親も「普通の人」なのでお金の高い安いに振り回されたり、人の目、ご近所の目を気にして何もかもが自由というわけではないけでど、わたしたちみたいに不特定多数、見えない何かを気にしながら生きている感じはとても薄い!

 

日々を淡々と過ごしている感じがとても心地よかったです。

 

普通であること

 

わたしもブログを書いたり、インスタをあげている身でまったく誰かを意識せずにはいられないけど、自分なりの「普通」の感覚で、自分なりの日常を書いていきたいなと切に思うようになりました。

 

決しておしゃれでも映えるものではないかもしれないけど、いい意味での普通さ、当たり前な生活感がわたしは好きなんだと再確認しました。高級品よりも毎日気兼ねなく使える服やアクセサリーの方がいいやって、ちゃんと選べるようになりました。

 

高級品が悪いとかではなく、それを買えないことやそれを持ってる人を羨ましく思って自分に価値がないように感じのは違うよねってことが腑に落ちました。値段が高ければいいいということではない。自分にとって心地よく感じるものを選びさえすればいいんだって、久しぶりに親と暮らしてわかったことです。