暮らし最適化計画

暮らしよければ、すべてよし!

【読書記録】自分にYES!自己肯定感をあげるためのモデルケース!「ダメな私が最高の人生を手に入れるまでの12ヶ月」を読みました。

目次

 

ダメな私が最高の人生を手に入れるまでの12ヶ月

f:id:good-lifeplan:20180809142439p:plain

 

あることがきっかけで誕生日にすべてのことに「YES」と言うと決めた女性のお話。


映画「イエスマン」の女性バージョンと言った内容なのだけど、映画と違うのはこのストーリーが実話ということ!

誘われたらYESということから始まり、自分の嫌なところ弱いところにもYESという。

自分と向き合うことで自分と人生を取り戻して行くストーリーは共感するところが多々あり、傍から見た成功よりもよりパワフルだと言うことがわかる!自己肯定感を得るための素敵なモデルケースになる1冊です。

 

著者は人気海外ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』の脚本家ションダ・ライムズ。とても面白くユーモラスなストーリー展開はさすが!一見ライターとして成功したと思われる彼女にも満たされないものがあり、自分自身でそれを取り戻していく姿に背中を押されます。

 

自己肯定感を取り戻す

 

偶然、自己肯定感についての別の本も同じタイミングで読んでいます。そして、友達との会話でも「自己肯定感」について話したばかり!今、取り組むべきテーマのようになっています(^^)

 

他人の期待に応えるために、自分の本質を犠牲にする必要はない。彼女はこのことを学んだ。妥協しないこと、自分を安売りしないことを学んだ。

自分というのは、いっぺんに失われるものではない。「ノー」と言うたび徐々に失われていくのだ。

 

誰に対して「ノー」と言っているのか?つい相手の気持ちを慮ってしまい意に反する答えを出しがち。それが他人の期待に応えるためや、自分の本質を犠牲にすることにつながっているのなら?もし相手を慮る場合でも「わたしは本当はこう思う。こうしたかった」というのを自分で知った上で大人の対応をする。そう伝えて、相手と歩み寄るということは勇気がいるけど大事なことですね。

 

女性にとって大切な自己肯定感

 

いわゆる「イケてる女子」ではなかった学生時代。目立つグループでも控えめなグループでもない、どこにでもいる普通な学生でした。それが悪いわけではないけれど「イケてる女子」と「普通の自分」との違いは一体なんだっただろうと思うと、きっとこういうこと。

 

この体の中にいる私は、人に見られても大丈夫になった。見られたいと思ったって、いいのだ。見られることを喜んだっていい。


周囲の人間に、自分大好き人間だと思われたくない。これが女性の自己肯定感を低くしている共通の原因なのではないだろうか。

 

人に見られても大丈夫じゃなかったし、見られることが恥ずかしくて怖かった。自分のことばかり(特に外見)にかまけているのって気恥ずかしく、勘違いしてるように思われるのが嫌だったんだって気づきました。

 

イケてる女子はどこでだって鏡で前髪チェックするし、リップだって何回だって塗り直すし、いつどこでだって誰に見られたって大丈夫なんだ!それがちょっと非常識な場面であろうとおかまいなしの自分大好き!自分ファースト!

 

今思えば「イケてる女子=ギャル」という感じもするけど、彼女たちに自己否定の雰囲気は感じられなくて、やっぱり自己肯定の上に「イケてる感」がにじみ出てる気がする。目指すものは違ってもその振る舞いはうらやましく思わずにはいられない。

 

自分にとっての幸せを見つけること

だからと言って、イケてる女子になりたいのか言えば答えは「ノー」。何を持って「イケてる」のかその基準はあるようでなく、世界をどの視点、どの立ち位置から見るかで全然変わってくるものだから。

 

あらゆる人に対して全面的に適用される基準があると思い込み、その基準を満たせていないと自分を責めるのだ。

自分のニーズと欲求に従って生きることで、幸せがやってくる。自分の内なる声に従って生きるのだ。自分はこうあるべきだと取り繕うのではなく、ありのままの自分を生きることで、幸せはやってくる。

 

ミニマリストの中で定番とされているアイテムが自分に合うとは限らないし「シンプルライフ」と言えども人それぞれにシンプルの基準というものも違う。ものが多くても雑多に見えても当人が「シンプルライフ」というのなら、それはシンプルライフであって他人が口を出すことじゃない。

 

誰かを正解にしない。自分のニーズを自分で満たしながら生きていくことができたら、それはとても自立しているし自由で幸せなことなんだと改めて思います。

 

素敵なモデルケースになるストーリー

 

今後、とても影響を受けた本になりかねない1冊でした。著者が手がけたドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』も見てみたい!