こどもの不機嫌、どう対処されてますか?
先日、夫の実家に義弟家族と一緒に帰省したときにこどもに寄り添う言葉がけって大切だなっと思った出来事がありました。
不機嫌ぼっ発の女児のいち日
この日不機嫌ちゃんだったのでは姪っこ(小1)です。
おじいちゃん家に来る前から妹ちゃん(2歳)のいたずらで何度か痛い思いをしたそう。そして、おじいちゃん家に来てからも痛いことをされたらしい。
「今日はぜんぜんいいことがない!!もうやだ!」と泣き始めました。
この時点でも不機嫌だったものの、久しぶりに会った従姉妹(うちの娘)もいるのでなんとか気分を切り替えて遊んでました。
決定的になった自分だけない状態
決定的に不機嫌になったのは夕食後。この日は地元の花火大会があるのでみんなで見に行く予定でした。
うちの娘が浴衣、妹ちゃんが甚平に着替えているときに「自分だけない!!」と大泣きし始めました。
前日、浴衣を買いに行ったけど姪っこちゃんのサイズが売り切れていて買えたかったそうなんです。一緒に買いに行ったからサイズがなくて買えなかったことはわかってる。
でも、自分だけが着たかった浴衣が着れないことに我慢が爆発して大・不・機・嫌!!
問題なのはこどもじゃなくて大人
自分だけ着れなかったという悲しみは共感できるから、泣いてしまうこと、機嫌が悪くなることは仕方ないよねと思うんです。
自分でだって言ってもしょうがないことを言っているってことは多少自覚してる。だけど、言わないと発散しないとどうしようもできないこともわかるから辛いよねと思うんです。
わたしが問題だなと思ったのが、お義母さんの言葉がけ。
「いつまでそんなふてくされてるの!そんな顔おばあちゃん嫌い!かわいくしてなさい!」
って言ったんです。
あぁ!なるほど!!最近の子育てで「まずは共感すること」ってあるのはそういうことか!!と腹落ちした瞬間です。
「浴衣なんてお盆に来たときに買ってあげる」「妹ちゃんが着てるのは、前に姪っこちゃんが着てたやつでしょ。自分だけ着てたときもあるんだからいいじゃない」とも言っていましたが、今着たいんだから姪っこちゃんには響きません。
お盆に買ってもらっても遅いんだよ!って言葉にはならないと思うけど、そんな風にわたしは感じとりました(笑)
お義母さんが姪っこちゃんにかけた言葉は残念ながら共感ゼロです。わかってもらえない、助けてもらえない、追い打ちをかける言葉ですよね。
言い換えるとすれば「みんなで一緒に着たかったね。おばあちゃんも見たかったな」とか「来年は早めに一緒に買いに行こうね」とかかな。
「そんな顔おばあちゃん嫌い!」というのも、めちゃめちゃ否定だし、孫心を代弁するならば「そんなこと知るか!!」ってところでしょうか(笑)
小さく「みんな一緒に浴衣着たかったね。でも、みんな花火見れて楽しかったね」とフォローしておきましたが、シャッター全下ろし中だったのでどこまで届いたかは不明です。
視点を変えてあげる言葉がけも大切
先に「今日はぜんぜんいいことがない!!もうやだ!」と泣いたけど、実はこの日はお昼はお庭でBBQをして、そのあとにはお庭でプールもしました。従姉妹である娘ちゃんともお絵かきしたり、お風呂で遊んだりして「いいことがない」なんてことはなかったはず。
確かに妹ちゃんにいたずらされて痛い思いもした、自分だけ浴衣がなかったって嫌なこともあったけどそれだけじゃなかったはず。
もしかしたらいいことをチャラにするくらいの嫌なことが起こったのかもしれないし、何を言ったって不機嫌を手放せないかもしれないけど、嫌なこともあったけど楽しいこともあったなって思えたら小さく救われる気がする。
大人だってそう。いろいろ大変に一日だったけど、いいこともあったよねってひとつでも思えたら救いですよね。
普段からの言葉がけを大切にしよう
この一件でわたしも普段からの言葉がけ大切にしていこうって改めて思いました。
そうだ!そうだ!まずは共感だ!
正直、めんどうです!お義母さんがいうこともある意味正論で、不機嫌でいられるのは迷惑だし、機嫌をとるのも本当にめんどうです。
でも、相手はこども。まだまだ感情コントロールも気持ちの切り替え方だって下手くそです。
だからこそ肯定的なものの捉え方や気持ちの切り替え方の練習が必要だと思うし、お手本や導き役になるが大人の役目だな思いました。
まぁ、そうは言ってもわたし自身が不機嫌を撒き散らしてこどもに助けてもらうこともありますが(笑)。
それが子育て!お互い成長しあいましょう。
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